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「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」 村上春樹

村上 春樹
新潮社
¥ 620
低俗風。
うーん・・・
最高傑作(異論は認める

村上 春樹
新潮社
¥ 580
全体的に緩やか。
幻想的な現実感
村上春樹からの壮大なメッセージ

JUGEMテーマ:読書
 
常々…私は村上春樹を理解したいと思っている。
それは海よりも深く山よりも高い望みだったりするわけです。

世間ではかなり評価の高い村上春樹。
ノーベル文学賞の候補に何度となくあがり、外国の文学賞を沢山とっており
それはそれは、文豪なわけです。

でも、
私にはちっとも彼の良さがわからない。

そういうわけで、村上春樹の作品群の中でも評価の高い…というか好きな人が多いぽい
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を手に取ったのでした。

いやあ読むのに苦労しました。
っていうか1日で読んだ!とか言う人が読書メーターにもりもりいるんですけど

なぜ!?

とやっぱり理解できない人がここに…。。。

教えてください…村上春樹、何が良いのでしょうか。





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疑問はおいておいて、本の感想をば。

物語はどうも「ハードボイルドワンダーランド」と「世界の終わり」という二つの世界を
交互に巡るという形式になっているようでした。
どちらの主人公も、村上春樹ならではの、淡々とした30台のおっさんで
料理が好きで、クラシックやジャズが好きで、ツルゲーネフやドストエフスキーを読むような
絶対こんな人、周囲にはいませーん!って感じの人で、ウィスキーを飲んで、スーツはこういうのがいいと、いちいち仕立てのことまで悩む感じの人でした。

「ハードボイルドワンダーランド」では「組織(システム)」と「工場(ファクトリー)」という
謎の企業が出てきて、それに巻き込まれて家を破壊されたり、腹を切られたり
地底をうろついたりし、

「世界の終わり」では自分の影と切り離されて閉塞された壁の内側で頭骨から古い夢を読み取る生活をひたすら送るという

一見何の共通点もないような感じのストーリーが、最後になると巧妙に組合されていくという展開

説明するのも疲れるんですけれども。

この本に共感する人々は、文章の端々で主人公が考えている教訓的な台詞に共鳴しているようです。

多分、もうこれは、相性の問題なんだな、と読んでいるうちにようやく理解してきました。
村上春樹を理解しようとか思って本を読んではならないし、彼の本に対して、意味を求めたりしてはダメなんだと。
最近読んだ何かのインタビューで、彼はプロットを作らないと言っていて、なるほどだからこんな本になるのか、と納得したことがありました。
確かにストーリーは形作られているけれど、そこで語られていることを一つの型にあてはめようとするから、理解できなくなるんだろう。

国語の授業で作者の言いたいことはなんですか、という問題に昔苦しんだことがあるけれど
村上春樹でそれをやっちゃいかんなあと思わされました。
だって…完璧に理解して語れる人なんて、私はきっと信じられないもの…!!!

自分の好きなように解釈すればいいんじゃね?

と思ったら下巻は結構すんなり読めました。

しかしながら、とりあえず物事を考えるときに余計な情報が多すぎるのが村上春樹の文章で
いちいち料理を作るときのこだわりや、女性のブレスレットを取らないでセックスするにはどうするか、とか…まどろっこしい文章が多すぎるわけで…

そういうのが好きな人も沢山いると思うんですが、私のように短期な人間には
あんまり合わないなあと再認識。

キライじゃないのに…!

そして春樹ちゃんは「春の熊」が好きなんだなあと。
この比喩表現はいつまでたってもわからない。
春の熊はどんな風に健康なんでしょうか…(´・ω・`)←きっと突っ込んではいけないところだろう


雰囲気で本を楽しめる人は面白いかもしれません。
私の村上春樹模索はまだまだ続くのでした…。
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村上春樹な日々 : 2009/11/02 5:13 PM
ダニーボーイ
nyamalibraryさんはいう 『どちらの主人公も、村上春樹ならではの、 淡々とした30台のおっさんで 料理が好きで、クラシックやジャズが好きで、 ツルゲーネフやドストエフスキーを読むような...
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