スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています



にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

- : - : 

Presents 角田光代

角田 光代
双葉社
¥ 600
心にじぃんとくる感じです
presents


以前、角田光代をものすごいけなしてしまった私なので、なんだかとっても
感想をいいにくいのですが(笑)

参考:ピンクバス

前回の「さがしもの」でちょっと見直し、
今回の「Presents」で角田光代好き!って言えるように

なりました。

「角田光代が好きって言える人がすごいと思う」

とか言っておいてです。
うわー!恥ずかしい!(笑)

ピンクバスも読みなおす必要があるかもしれないのですが、
読まなくてもいいと思います。
コレ以降の本を読めば角田光代の印象はきっと悪くないはずだ…!

友人に聞いてもピンクバスの評判はあまりよくないし…。

と話ずれましたが…


Presentsは「女性が一生のうちにもらうもの」というのが大テーマの短編集です。
はじめは「名前」から始まり最後は「涙」で終わる物語。

一つ一つのプレゼントがその人のかけがえのない記憶と一緒に語られていて
読んでいると、胸の中が熱くなる作品でした。

特に現在そうなのですが、昔のことや、昔大事にしていたことを
すっかり忘れて生活しています。
とても大事にしていたものや、何が好きだったかとか
両親に言われた言葉だとか
とにかくそういう大事なものが、自分の中から、ぽろりぽろりとこぼれていくような。
気づくことなく、少しずつ、とても静かに
失くして言っているようような気がするのです。

そんなときにこの本を読むと、こぼれおちる何かを拾い上げて
また大事なところにしまっておけるような気がしました。


小学生の時に先生から「いとしのエリー」を君の歌だと言って
ギターで弾き語りをしてもらったこととか

言葉がうまく話せない病気をもつ仲の良い男の子が
初めて口にした言葉が私の名前だったりとか

それはモノではないけど
プレゼントだったと思う。

そして忘れるにはあまりにも惜しいプレゼント。

皆持ってると思います。
大事なもの。
いろんな人からいろんな形でもらったプレゼント。

Presents

読めばきっと、思いだします。
そして、もう少し今を、大事に生きようって
思えると思う。


普段は忘れていても
たとえ、ひとときだけでも
誰かか思い出すことができるのは素敵なことです。

良い本に出会ったなあと思いました。
なんか年をとるごとに涙腺が弱くなってきたので、
いわゆる「泣ける」とは断言できませんが
目の奥ににじわ、ときました。


角田光代さんほんとに申し訳ないです。
前言を撤回して、いいます。
好きです。

JUGEMテーマ:読書



にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

comments(0) : trackbacks(0) : 

さがしもの 角田光代

角田 光代
新潮社
¥ 460
日常の奥深さを鮮やかに
本をめぐる短編集
よかったです

JUGEMテーマ:読書
 

本読みと自負する人は、きっと誰だって、
本を好きになったきっかけを覚えていると思う。
小さなころにわくわくして読んだ本や、宝物にしている本が
あると思う。

でも、それってきっと普段の生活の中では
忘れていることではないか。

忙しくて本が読めなくて、段々遠ざかったり
本は読んでいるけれど、昔のわくわくを忘れていたり。

この本は、本と自分の関係を思い出させてくれる。
ページを開いたときの心のときめきや、その本と出会って歩んできた、いきさつを。

「ミツザワ書店」という短編小説の登場人物、書店のおばあちゃんの台詞が
心にしみこんでいく。

「だってあんた、開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう」


本が好きな人ならば、必ずこの本を大事な一冊として手元に置こうと思うのではないだろうか。
忘れたくない。
覚えていたい。

角田光代は苦手だったけれど、この本を読んで考え直した。

これだけ本への愛情を文章にすることができる人に悪いやつはいない、と。


本が好きならば、是非おすすめしたい一冊です。

しかし改題前の「この本が、世界に存在することに」の方が好きだったな。


にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

comments(0) : trackbacks(0) : 

ピンク・バス 角田光代

角田光代初体験の私にとって
この本はハズレだったと思わざるを得ない。

ピンク・バス
ピンク・バス
角田 光代


正直いって、角田光代が好きな人はすごいと思う。
いや、マジで。



にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

続きを読む >>
comments(0) : trackbacks(0) : 
  1/1P